高度な臨床検査を実現する各検査室を紹介 京都大学医学部附属病院の検査室は、患者さんの診療に役立つため、確かな精度管理のもと検査に取り組んでおります。 検体検査室 血液や尿検体を対象として、システム化と自動化も駆使して、生化学的検査・免疫学的検査・血液学的検査・一般検査を迅速に実施し、外来の診察前検査にも貢献しています。 時間外検査室 血液・凝固・生化学・免疫・インフルエンザ・血液ガス・尿定性・沈渣・髄液検査など、平日時間外・休日における検体検査に対応しています。 外来中央採血室 一日約650人の外来患者さんの採血を行っています。 生理機能検査室・超音波検査センター 生理機能検査室は直接患者さんと接して検査する部門です。循環器系検査・呼吸機能検査・脳神経生理検査・超音波検査やPSG検査などを実施しています。 遺伝子・細胞分析検査室 遺伝子検査室では、造血器腫瘍遺伝子検査、移植関連感染症検査など、細胞分析検査室では、リンパ球サブセット検査、造血器悪性腫瘍抗原検査などを実施しています。 微生物検査室 感染症の原因微生物の検出を主な業務とし、感染症サーベイランスデータ作成などの院内感染対策の役割も担っています。 輸血検査室 輸血に関する検査・製剤管理、細胞療法に関する管理や新規開発支援を行うとともに、細胞調製施設(分子細胞治療センター:CCMT)の管理を行っています。