検査項目についてfor Patients

最新の検査機器を完備し高度検査医療を提供します
京都大学医学部附属病院の検査結果をよく理解していただくために、以下の検査項目表を用意しています。

  • 血液・凝固検査

    血液中の血球成分(赤血球・白血球・血小板)の数的な異常・質的な異常を検出し、貧血や炎症、出血傾向の確認、腫瘍化した血球の検索を行います。

  • 生化学検査

    血中の蛋白や、酵素、糖質、脂質、電解質などの様々な成分を分析することによって肝機能や腎機能の評価、糖代謝や脂質代謝異常の有無など全身の総合的な状態を把握します。

  • 内分泌検査

    腫瘍マーカーの分析、ホルモンを測定することによって内分泌機能を確認します。

  • 免疫検査

    抗原・抗体反応を利用することによって体内の微量な成分を分析するもので、感染症に関連する抗原や抗体の検出などを行います。

  • 一般検査・尿生化学検査

    主に尿検体を対象として、尿中の蛋白や糖などの成分の増加や、潜血の有無を検査することによって、腎臓・泌尿器の異常や、糖代謝の異常などを検索します。

  • 生理機能検査

    循環器系検査、呼吸機能検査、脳神経生理検査、超音波検査、睡眠障害の検査（終夜睡眠ポリグラフィー(PSG）検査）などがあります。

  • 遺伝子検査・細胞分析検査

    造血器腫瘍の診断、分類、治療効果判定や、移植後感染症のモニタリングなどを行います。

  • 微生物検査

    感染症の原因微生物の検出を目的とし、一般細菌、抗酸菌、真菌、迅速抗原検出検査などを行います。